日本語教師でも日本語は難しい。

教案っていうほどのものではないけれど、ゆるく要点を書いていこうと思います。あとは授業の小話を書いていこうと思います。

みんなの日本語 教案 第2課

2課

 

1 これ/それ/あれ は ~ です。

             ~は何ですか。

これ、それ、あれ の位置関係は絵を用意するのがいいでしょう。

これ:自分に近い

それ:相手に近い

あれ:お互い遠い

 

教師が動き回って、いろいろと例文を提示しましょう。

 

質問に疑問詞があるときとないときの答え方に注意しましょう。

これは何ですか。→これは消しゴムです。

これはえんぴつですか。→いいえ、これはシャープペンシルです。

 

2 これ/それ/あれ は~ですか、~ ですか。

紛らわしい二つのものを用意しなければなりませんね。

教科書にある文を使ってもいいでしょう。「1」と「7」とか。

初級の学生なので、ひらがな、カタカナでも紛らわしいものがありますよね。

「わ」「れ」/「コ」「ユ」/「ナ」「メ」などなど。

ここで、表記の注意もできますね。

 

3 これは~ の ~です。(種類) /これはなんの~ですか。

まず雑誌を見せて、これはなんですか。から発展させればいいですね。

これは雑誌です。それから、表紙の車やカメラに注目させましょう。

これは車の雑誌です。

 

あとはPC見せながら、これは何の~ですか。の練習ができますね。

 

注意!これは中国のお金です。(どこのN)これは3課なのでまだ。

 

4 これは~の~です(所有)  /これはだれの~ですか。

まず自分の所有物で例を提示するのがいいでしょう。

自分のかばんを見せて、「これは私のかばんです」と言えば大丈夫でしょう。

それから、学生のものを使って文作をしましょう。

 

あとは適当なさいふ(ことば未習)を用意します。

「あれ?これはだれの財布ですか?お金が…たくさん!」

ひょうきんな学生がいれば、私の財布です!と名乗り出てくれるかもしれません。

自分から名乗り出たのですから、いじってあげましょう。

 

5 これは~のです(所有)  /これはだれのですか。

これはだれの消しゴムですか。

これは○○さんの消しゴムです。消しゴム消しゴム…わかっていることは何度も言わなくてもいいということで、省略しましょう。

これは私のです。

 

教室にあるもので何か使えるものがあればそれで。

なければ何か用意しましょう。

これはだれの本ですか。

本を見せながら言っているということで、本ということはみんなわかっている。

わかっていることだから、本言わなくてもいいね。ということで、省略。

これはだれのですか。

 

6 この ~ は ~ のです。(所有)

これ と この の区別、違いについてですが、どちらでも大丈夫な場合もありますね。

これは私のかばんです。

このかばんは私のです。

どちらも正しいですよね、

違いを挙げるなら、このN としたときは名詞を限定させているわけですよね。

他のNじゃないよっていうことで。

ただ、この段階の学生に説明しすぎるのも危険です。

なら、教える範囲を絞ってしまいましょう。

机の上に色々ものがあるのを見て、「○○さん、それはだれのですか?」と聞いてください。

学生は困るでしょう。「それ」が何かわかりませんからね。

そこで「その本はだれのですか?」と言い換えてあげましょう。

名詞を限定した意図が伝わるんじゃないでしょうか。